
皆さん、こんにちはー。
「ハピゴラ!」キュレーターのグローリー・アキラです。
本日、オイラは京浜急行杉田駅にやってきておりまーす。
何故かと申しますと、京浜急行杉田駅とJR新杉田駅を繋ぐ杉田商店街(通称 ぷらむろーど杉田)の中に小さな商店街「聖天橋センター」がございまして、(商店街の中に商店街?)
何とも不思議なのですが、そんな「聖天橋センター」に靴修理専門人が営むお店があるとのことなのでリポートして参りたいと思いまーす。
それでは本日も、「ハピゴラ!」スタート!
商店街の中の商店街


京浜急行杉田駅を出て、杉田商店街をJR新杉田駅方面に歩くこと3分。
うっかりすると見落としがちですが、右側に「聖天橋センター」の看板が現れます。
本当に商店街の中に商店街がありました!
こちらが今回お邪魔する『alphonso』さん!

店名は『alphonso』、アルフォンソと読みます。
お洒落な雰囲気の店構えですね。

店先には修理した靴から剥がされた大量のソールがオブジェのように置いてあります。
これなら靴の修理屋さんとひと目でわかりますね♪
早速店内に入ってみたいと思います。
こんにちはー!

出迎えてくれたのは『alphonso』の店主であり、聖天橋センターの会長でもある荒木勇二郎さん。

なっ、なんと、荒木会長は靴の修理職人の他にロックミュージシャンの顔も持つ。
その名も alarchie(アラーキィ)!
てな訳で、荒木会長にイロイロとお話を伺うことに。

荒「この店舗を知人に紹介してもらい、2010年8月にオープンしました。私が始める前も靴の修理店だったんですよ。その前は草履や胴長(胴まである長靴)の修理店だったそうで、戦後すぐに開店されたそうです。」
グ「代わる代わるこの場所で履物の修理店が営まれているというのも不思議な縁ですね……。」

店内には様々な素材のソールが。
使い込まれたプロユースのミシン

メイド・イン・ジャパン!
「HAPPO(ハッポウ)八方ミシン」。
フォルムがカッコイイですね♪
こちらのミシンは、以前修理店をされていた方から譲ってもらったそうです。
年代物です!

こちらの靴は60年前の登山靴だそうです。
接着剤が一切使われていないのだとか……。
博物館にあってもおかしくないですね!
こんなリメイクも出来ちゃいます!

ブーツをカットしてローの靴に!
こんなブーツの楽しみ方もあるのかぁ~♪
荒「以前、愛犬にブーツの片方をかじられてしまった方がいまして、かじられた方に合わせてリメイクして欲しい、なんてリクエストもありましたね。笑」

でもって、こんな感じのブーツでしたよ!の図。
ソールを張り替えられたスエードブーツ

ヒール部にあえて段差を付け、ラフなスタイルに演出。
持ち主が「痛むのが嫌だから預かってて!」と置いてあるそうです。

因みに、こちらは修理前のソールです。
何やら不思議な形をした機械が・・・

こちらの機械は、革を切ったり、革を削ったり、圧着したり、と一台三役をこなすそうです。
こんな感じで使います!

革を切ったり!

革を削ったり!

はたまた圧着したり!
こんな専門的な機械があるんですねぇ~。スゲェー。
あっ!イイ物を発見。

レザー製「マスクウェア」。
外出先でマスクを外した時に重宝しますね。
自分とカミさん用に購入いたしました!
マスクウェアはこの様に使います。

①マスクウェアを開いて畳んだマスク置く。

②マスクを挟んでホックをパチッと止める♪
以上です。
外してそのまま置くより清潔だし、なによりスマートですよね。
帰り際に荒木会長と一枚。パチリッ!

『alphonso 』さんは「靴の修理に関すること、あらゆる状態、何でもご相談ください!」とのこと。
心強いッス!
また、修理・カスタム以外に、革専用の洗剤を用いたクリーニングも行っています。
ふむっ、お気に入りの一足。お気に入りだからこそ修理しながら長~く大切に履く!
そんな靴との付き合い方……素敵ですね♪
皆さんも傷んでしまったお気に入り、諦めずに『alphonso』さんに一度相談してみては如何?
以上、本日の「ハピゴラ!」はここまで。
リポートはグローリー・アキラでしたー!